常にベストパフォーマンスを発揮するために心身のメンテナンスに意識を向けているビジネスアスリートの間では、「運動」「食事」「睡眠」に高い関心が寄せられています。なかでも睡眠の質は判断が難しく、日々のコンディションに大きく影響を及ぼします。スリープトレーナーのヒラノマリさんが監修した「CORE SLEEP スリープウェア」（以下CORE SLEEP）は、着た瞬間に脱力スイッチを入れ、心地良い睡眠へと導いてくれる、ビジネスアスリートのための「眠りのユニフォーム」です。
眠りのためのユニフォーム
「しっかり眠れていると思っていても、実は質の良い睡眠が取れていない方は少なくありません。午前中は眠気が残っている、週の前半は調子が上がらないという方は、眠りに問題がある可能性が高いです」と話すのは、日本人メジャーリーガー、サッカー元日本代表、パリ五輪メダリストといったトップアスリートの睡眠を支える「スリープトレーナー」のヒラノマリさんです。ヒラノさんは、大手家具メーカーでマットレスや寝室のコンサルティングを経験し、現在はアスリート専門の睡眠のパーソナルトレーナーとして活動する睡眠の専門家。スポーツチームや一般企業への睡眠セミナーなども行っています。
「在宅ワークが日常化したことによる運動不足や、家でもパソコンやスマホを手放せないなど、寝る直前まで仕事をしているのが当たり前になりつつあります。オンとオフの境界線が曖昧になり、多くのビジネスパーソンは休息や睡眠にも支障が出てきているように感じます。こうした背景から、着替えた瞬間にプレッシャーから解放され、脱力モードに切り替わる『眠りのためのユニフォーム』の必要性を感じていました」
テクセットとの共同開発
アスリートの睡眠環境改善や寝具選びのサポートを行う際には、まずパジャマ選びから始めるというほど寝衣にこだわりのあるヒラノさん。ところが、特に男性に向けたパジャマに関しては太鼓判を押せるものが世の中にないと感じていたと言います。
「パジャマの市場は『着心地の良さ』か『テクノロジー系』の二極化が進んでいるように感じていました。CORE SLEEPは私がこれまでの経験で得た知見のすべてを詰め込み、双方のいいとこ取りをめざしました」
そこでヒラノさんが開発・監修したのが、男性に特化した「CORE SLEEP」スリープウェアです。男性の体質、体型、習慣、行動を研究して設計されました。タッグを組んだのは、繊維専門商社の帝人フロンティア株式会社の100%出資子会社である株式会社テクセット。いずれも高機能繊維などの素材開発を通じて、衣類から航空機まで、多岐に渡る産業を支える帝人株式会社のグループ企業です。
温泉効果を科学した「イフミック」
開発のコンセプトは「脱力睡眠」。血行促進によって脱力・リラックス状態がもたらされるという観点から着目したのが、株式会社テイコク製薬社が扱うミネラル結晶体「イフミック」でした。温泉による効果を科学的に再現したもので、数種類の鉱物を温泉水に一定時間浸漬し、その溶出液を特殊処理、抽出した物質です。身体に直接作用し、血管から一酸化窒素（NO）を拡散、これにより血管が拡張し、血行の促進効果が期待できます。
「遠赤外線を輻射させて温めることで血行促進するという従来の方法では身体が熱くなりすぎてしまい、着用シーズンが限れられるというのが課題でした。一方でCORE SLEEPは、特殊加工で生地に施されたイフミックが血管に直接アプローチし、血行を促進します。衣服内が熱を持つわけではありませんし、人間が媒介となることで血行が促進されている状態を保つのです。そのため暑すぎたり、汗だくになったりすることがなく、季節を問わず着用できるのが特徴です」と自信をのぞかせるのは、CORE SLEEP開発チームの一人で、株式会社テクセット リテールコマース部 課長 中森 一良（なかもり かずよし）さんです。
いかに睡眠を妨げないか
眠気は深部体温を下げるために体が熱を放出したときに訪れます。血行を促進して心地良いリラックス状態を保ちつつ、この眠りのメカニズムをサポートする機能にもとことんこだわりました。
生地には軽量で柔らかく、肌離れの良い3レイヤーガーゼを採用。通気性と吸水速乾性に優れ、お風呂などで温まった身体を速やかにクールダウンさせてくれます。サイズはM、L、LL、3Lの4サイズ展開。着脱しやすいプルオーバータイプでお尻までカバーするゆったりしたつくりが特徴的です。男性に多いうつ伏せでの入眠でも不快に感じないボタンレスで、寝返り時に突っ張らないように首元のスリットにも余裕を持たせました。カラーは筋肉組織の緊張度合いを数値化した「ライト・トーナス値」を参考に、弛緩の状態をもたらすインディゴブルーとスモーキーベージュの2色が選ばれ、オリジナルカラーを調色するというこだわりようです。
「重視したのはいかに入眠や睡眠を妨げないか。細部にまで徹底的にこだわり、開発には2年以上の月日を要しました。しかし、もともとヒラノさんの情熱に賛同するかたちで始まったプロジェクト。とことんまでお付き合いしようと覚悟を決めました（笑）」と中森さんは開発のプロセスを振り返ります。
フルレングスこそが深部体温を下げる
男性向けながらフルレングスというのは珍しく感じますが、ここにもしっかり理由がありました。
「Tシャツ、短パンで就寝すると、皮膚体温のみが下がってしまい、肝心の深部体温が下がりづらくなってしまいます。データに基づき、男性が汗をかきやすい肩周り、腕、すねといった部分をカバーすることで、汗を吸収拡散し、深部体温の低下をサポートしています」とヒラノさん。
フルレングスは圧迫感があると思われそうですが、CORE SLEEPはそもそもヒラノさんが担当するアスリートの体型も視野に入れて作られたもの。トレーニングウェアのようなラグランスリーブを採用し、肩周りに可動域を持たせているので、ガッチリとした体型の方でもストレスを感じない着心地です。さらに、スムーズにスマホの出し入れができる大きめのポケットが付いていたり、出張先へ持ち運べる専用のケースを付けたりするなど、男性の行動特性を配慮した仕様にこだわっています。
「習慣化していただくためには使いやすくなければいけないし、毎日着たくなるデザインであるというのも欠かせない要素です。デザインはメンズアパレルを手掛けるデザイナーに担当していただきました。細かいところまで要望を盛り込んでもらいましたが、テクセットさんの高い縫製技術のおかげですべて理想どおりに実現することができたと思います」と、ヒラノさんは仕上がりに自信をのぞかせます。
ビジネスアスリートの新しい武器
睡眠不足の日には決断力が鈍り、的確な判断に支障をきたすという経験は誰にでもあるはず。「人は１日に３万５千回もの選択をしていると言われています。睡眠は価値判断を左右する重要な要素であり、睡眠には人生を変える力があるとも言えると思っています。日々戦っているビジネスアスリートの皆さんは睡眠を犠牲にしてしまうことが多いと思いますが、忙しい時こそ『睡眠を武器する』ことでパフォーマンスを上げられるのではないでしょうか。ぜひCORE SLEEPを試していただき、翌朝にその違いを実感していただけたらうれしいです」
日々の緊張感から解放されることは、健康面だけでなく、仕事や人生にも大きな変化をもたらしてくれます。睡眠を武器や道具のようにとらえ、仕事や人生に活用するという発想はスリープトレーナーならでは。心地良い脱力と質の良い睡眠を得る方法を知っていることは、重要な判断を強いられるビジネスシーンにおいて自信に繋がります。来年の目標や生活習慣の見直すこの時期、今一度、自身の睡眠を振り返ってみてはいかがでしょうか。
CORE SLEEP
セゾン・アメリカン・エキスプレス®・カードが
ご利用いただけます。
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