コロナ禍でも密を避けながら自然のなかで身体を動かせると、ゴルフを始める人が急増しました。スループレーによる時短やドレスコードの緩和傾向など、伝統と格式を大切にしながらも新しいスタンダードが生まれているのを感じます。真剣だけど、どこかリラックスした雰囲気でゴルフを楽しむことができる「4plus Fitting Labo & Golf Salon」は、そんなトレンドにぴったりのスポット。カフェのような居心地の良い空間に、最先端のギアが融合したゴルファーのための秘密基地です。
2021年の世界のゴルフ人口は6,660万人を超え、過去最多を記録しました。ゴルフ産業の市場調査や研究を実施する「矢野経済研究所」の消費者調査によると、日本ではコロナのタイミングでゴルフを始めた人が約17万人にものぼったといいます。感染防止の観点からハーフの合間にとる昼食や、ラウンド後の入浴といった習慣が減り、スループレーも多くなりました。また、2019年にはプレー時間の短縮とゴルフの普及を目的にルールも変更され、夏季限定でドレスコードを緩和するコースが出てくるなど、より多くの人が楽しめるスポーツになってきたようです。最低限のルールやマナーを大切にしながら、それぞれのスタイルで楽しむ。そんなゴルフがこれからのトレンドとなっていきそうです。
仲間と一緒にコースをまわり、ラウンドを重ねるごとに自分と向き合う面白さを覚えていくゴルフ。スイングやギアにも興味が出てくるのは当然のことです。100を切りたい、パターが苦手、飛距離が出ないなど、それぞれの課題をどう解決していくか。これはゴルファーの誰もが抱える楽しい悩みではないでしょうか。しかも、できればポジティブな気持ちで効率的に解決したい。そんなワガママを叶えてくれるのが2022年1月にオープンした「4plus Fitting Labo & Golf Salon(フォープラス フィッティングラボ アンド ゴルフサロン)」です。代表の吉川 仁(よしかわ じん)さんにお話を伺いました。
4plusの最大の特徴は、世界でもトップレベル、日本では唯一(2022年5月現在)といえる計測環境にあります。吉川さんは「8割のデータと2割の感性を大切にしている」と話します。
フィッティングでは「Gears(ギアーズ)」と「Track Man(トラックマン)」をメインに使います。「Gears」はボディスーツに28カ所、クラブに14カ所のセンサーを取り付け、8台のカメラでスイングを測定します。まだ日本には20台ほどしか導入されていない最新の機械ですが、身体とクラブの動きを正確に可視化することができるスグレモノです。一方「Track Man」は、ミサイルを追尾する「ドップラーレーダー技術」をベースに開発された計測器。クラブヘッドの動きとボールの動きを実測できるとあって、プロスポーツの世界で急激に普及しました。
さらにクラブヘッドの情報をより取り入れたいという場合に使用するのが「GC Quad(ジーシ−クワッド)」。身体の正面にある4台のカメラで1秒間に6,000枚の画像を撮影。クラブのヘッドがどのようにボールへ作用しているか、正確に診断することができます。「Gears」で測定したスイングフォームに合わせてシャフトを選び、「GC Quad」でヘッドを好みの打感やロフトなどに調整、最後に「Track Man(トラックマン)」で実際の弾道を計測する。「この3台の測定器を複合的に使用する計測環境は、国内では4plusのみ」と、吉川さんは胸を張ります。しかも、1月のオープンからすでに400名近くのデータを測定し、フィッティングに活用しているというから驚きです。
さらに、スコアの大部分を占めるパターのフィッティングも気になります。「パット イズ マネー」の格言もあるように、ドライバーもパターも同じ一打。しかし、インドアでパッティングの練習をするとき、ほとんどの場合が平面で練習するのみ。しかし、フランスの「WellPutt(ウェルパット)」社が開発した「BIGTILT(ビッグティルト)」なら、最大5度の傾斜をつけた状態で試打や練習ができます。本番のグリーンではなかなか足の裏から斜度を感じることが難しいので、スタンスを取った状態で傾斜を感じるトレーニングは貴重です。プロジェクションマッピングのように、実際にボールが曲がる理想のカーブを投影して練習できるので、試打の際に打ち出しから転がり具合まで正確に再現することができます。
これらの正確なデータをもとに、その人に合ったクラブを作り上げるのがプロフィッターの仕事。USGTFレベルⅢのティーチングプロであり、トッププロからアマチュアまでフィッティングしてきた吉川さんに、フィッティングへの考え方を伺いました。
「高校時代はゴルフ部に所属し、プロを目指して研修生になったのですが、27歳で諦めました。止まっているボールを打つだけのシンプルな競技なのに、プロでさえイップスになるほど奥が深い。その後、三浦技研の浅谷 理(あさたに わたる)さんのもとでフィッターの修行していたのですが、ちょうどドライバーがパーシモンヘッドからカーボンへと進化していく時代を体験しました。新しい素材や考え方がどんどん取り込まれ、スイングの理論も変化していく時代にあって、一般の方もフィッティングする習慣が根付いてきているように感じます。道具を使うスポーツですから、プレーヤーの目線に立ってハイレベルなフィッティングを提供することは、ゴルファーの笑顔を増やすことだと思っています。ただ、数字はあくまで理論上のデータなので、お客さまの感覚や感性にしっかり耳を傾けながら、どの数字が違和感を表しているのか突き止めることが大事だと思っています」
基本的に昼間はフィッティングラボとしてクラブのフィッティングや調整を行っていますが、夜はゴルフ好きの集まるサロンとして盛り上がりを見せます。4plusの誕生について話してくれたのは、共同経営者の安田 直介(やすだ なおすけ)さん。上階の炭焼ダイニングバー「Lowp Kitchen(ロウプ キッチン)」の運営も手掛けており、自慢のグリル料理やクラフトビールを提供してくれます。
「もともと吉川さんにフィッティングをお願いしていた、ただのゴルフ好きだったんです。趣味が高じて仲間とプライベートな室内練習場を作ろうという話になったところ、運良く吉川さんが合流してくれたので、ゴルファーの欲求をすべて盛り込んだような場所になってしまいました(笑)。だって、シャフトもヘッドも自分で好きなように試してみたいし、トラックマンもギアーズも好きなだけ使えた方が楽しいじゃないですか。ゴルフをやらない子供とパターで遊んだり、奥さんと美味しいごはんを食べるだけでも良いんです。それがライフスタイルにゴルフが溶け込むということだと思うんです」
筆者は平均スコア100前後のアベレージゴルファーですが、吉川さんのフィッティングを体験してみました。印象的だったのが「クセをフォローするセッティングでスコアがまとまる可能性もありますが、少し難しいセッティングでスイングやコースマネジメントの上達を目指すのもアリ」といわれたことです。実にフィッティングの本質を突いた選択肢だと感じました。結果として後者を選びましたが、クラブがミスを教えてくれるのでさまざまな気付きを得ています。うまくいかないときはお酒を飲みながら「あーでもない、こーでもない」と、仲間を交えて安田さんや吉川さんにアドバイスをもらう。ときには妻や友人家族も招いて、食事をしながらワイワイ楽しむ。ゴルフ好きの人とそうでない人が一緒に楽しめる空間は、ゴルフの新しい魅力を教えてくれました。
●小島慶太プロ特別ゴルフクラブフィッティング・レッスン 35,000円⇒25,000円
※上記ご優待は、2022年12月31日(土)までとなります。
●ゴルフクラブフィッティング 16,500円⇒11,000円
●サロンでのゴルフレンジ利用毎回1時間無料(通常2,750円/時間)
●会員プログラム スタンダードプラン 入会金無料、初月会費無料(通常:入会金・月会費各11,000円)
●パターフィッティング 16,500円⇒11,000円
●パターレッスン 11,000円⇒8,000円
●クラブ・シャフト販売 5%OFF
※ご来店、決済時に対象カードをご利用ください。
[対象カード]
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®︎・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®︎・カード
freeeセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®︎・カード
全弁協セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
CPAセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
へきしんセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード
へきしんセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
大和証券セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード
[ご予約]
すべてのプラン共通で下記よりご予約いただけます。
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[公式HP]
公式HPはこちら
住所:162-0846 東京都新宿区市ヶ谷左内町5LowpkitchenB1
予約受付時間:
平日 10:00-18:00
土日祝 9:00-18:00
※予約制
Tel:03-6824-9033
セゾン・アメリカン・エキスプレス®・カードがご利用いただけます。
https://4plus-golf.com