ワインを嗜むようにお茶を愉しむ
Royal Blue Teaの「茶宴」
ワインを嗜むようにお茶を愉しむ
Royal Blue Teaの「茶宴」

JAL国際線ファーストクラスや国際的な会合でも提供されている、ハイクオリティのボトルドティー「ロイヤルブルーティー」。六本木ブティック・ザ ティー バーでは、そのロイヤルブルーティーを仕出し料理といただく「茶宴(ちゃえん)」が開かれています。料理に合わせてロイヤルブルーティーがセレクトするボトルドティーをワイングラスで愉しむという新しくも贅沢なお茶の味わい方。お茶の奥深い魅力について、ロイヤルブルーティージャパン株式会社代表取締役会長の佐藤節男さんに伺いました。

“ゲコノミスト”の聖地を目指す

「高級レストランに行っても、国際線ファーストクラスに乗っても、お酒を飲まないというだけでシャンパンからジュースやコーラになってしまう。この状況はおかしいのではないか。お酒を飲めない人をもっと尊重する世界を作りたい。そう考えてあるイベントで『お酒が飲めない人向上委員会』というキャッチコピーのチラシを配布しました。それに対する反響が非常に大きく、これは事業化できると思ったのがブランドの始まりです」

ロイヤルブルーティージャパン株式会社代表取締役会長の佐藤節男さんは、大手旅行代理店を退職後、本物のお茶である手摘み茶の知識を学ぶティースクール・ティーサロン「茶聞香」を主宰していました。そんな中、周りの後押しもあって、グラフィックデザイナーの吉本桂子現社長と共に会社を設立。2007年、SGS-HACCP認証自社工場で自社一貫開発製造した高級茶「ロイヤルブルーティー」を発売し、2017年には旗艦店の六本木ブティック・ザ ティー バーもオープンさせました。「お酒を飲まない・飲めない・飲みたくないという“ゲコノミスト”の聖地となるような場所にしたいと思いました」と、佐藤さん。

シャンパンと同じような高揚感のある、本物のお茶

ロイヤルブルーティーに出会って、お茶のイメージを覆されるという人は多いでしょう。まず、お茶でありながらワインボトルに入っているというのが何とも粋です。これは、 “本物のおいしいお茶”を通じて新たなお茶文化の創造を目指す「和醸良茶」という考えに根ざしたもの。お抹茶を点てるのと違い、ボトルから注ぐだけというのが実に手軽でスマート。口元から鼻まで包み込む大振りなワイングラスで頂くと、茶葉の芳醇な香りがいっそう引き立ちます。ノンアルコールでありながら、高級レストランでワインやシャンパンをオーダーするのと同じ高揚感を得られ、茶葉のバリエーションも豊富なのでギフトにも最適です。緑茶と青茶は最高級の手摘み茶葉のみ、紅茶はまだ芽が開いていない状態の新芽「F.O.P.(フラワリーオレンジペコー)」の最高ランクの手摘み茶葉しか使わず、いずれもお茶が持つ旨みを最大限に引き出す工夫をしているのが特徴です。

「一般的に、茶飲料は加熱殺菌して酸化防止剤を添加して販売されます。しかし、ロイヤルブルーティーは最高の手摘み茶葉の味わいを引き出すため、微生物制御した環境下で、熱を一切加えずに非加熱抽出・非加熱濾過除菌・無菌充填、添加物も加えていません、全て手仕事です」と、佐藤さんはこだわりを話します。

茶文化や茶農家を守り次世代に継承

ティーパックやペットボトルのお茶が普及して便利になった一方で、緑茶を丁寧に淹れる習慣が廃れてきていると言われています。ましてや、高級茶を楽しめるのはお茶席など限られたシーンだけ。そんな中で佐藤さんは、茶文化を守り次世代に継承したいという強い思いも持っています。

「いつでも、どこでも、誰でも、ワイングラスに注ぐだけで楽しめる高級茶を通して、本物のお茶の美味しさを守っていきたいですね。高品質のお茶の需要が高まることは、原料を生産する茶農家さんを守ることにもつながると思います」。ロイヤルブルーティーでは、茶葉を生産者ごとに商品化する「シングルオリジン」を2007年から採用。「自分の名前が刻まれたお茶を販売できるなんて夢にも思わなかった」と、生産者のモチベーションアップにもつながっているそうです。

高級ソフトドリンクとして地位を確立

ロイヤルブルーティーは、定番商品が750mlで4,000円から30,000円ほど。60万円のプレミアムな限定品もあります。決して手頃な値段ではありませんが、最近注目されるノンアルコールブームも手伝って、お酒以外の高級な飲み物を探している一流ホテルやレストランを中心に需要が伸びているそうです。2019年に開催されたG20の大阪サミット首脳夕食会でも、3種類が振る舞われました。さらに、受け手を選ばないギフトとしても人気で、“高級ソフトドリンク”という新カテゴリーを確立させることに成功しています。

「100円で買えるお茶があるのに、いったい誰が1本5,000円のお茶を買うのか。このように心配されたこともありました。でも、茶農家の方が手作業で丁寧に摘んだこんなに素晴らしい茶葉に余計な添加物は入れたくないし、加熱殺菌もしたくない。とにかく美味しさを守りたい。その一心でした。茶業界では非常識な取り組みだったかもしれませんが、私は旅行業界が長い人間でそしてとにかく食いしん坊なので、消費者目線を押し通せたのがよかったのかもしれません(笑)」

料理とのマリアージュを愉しむ“茶宴”

会社設立から15周年を迎え、佐藤さんが次に力を入れたいと思っているのが“茶宴”。六本木ブティック・ザ ティー バーは、料理に合わせてロイヤルブルーティーを3種〜5種ほど楽しむことができます。「お茶は発酵度の違いによって分けられ、発酵度が0%は緑茶、15~70%は青茶 (烏龍茶)、100%は紅茶です。発酵度が低いほどカテキンが多く、発酵度が高いほどタンニンが多く含まれます。一般的に、カテキンが多い緑茶は魚料理と相性が良く、タンニンが多い紅茶は肉料理と合いますね」。お茶の香りを存分に堪能してほしいと、こだわりのハンドメイドワイングラスでサーブされるのも、嬉しいプレゼンテーションです。

5種類のお茶を季節のお重と共に

取材時には、和食・日本料理「六本木淡悦」の季節の三段重に合わせて、以下のロイヤルブルーティーが提供されました。

1:King of Green RIICHI Premium
京都宇治碾の中では最高峰。宇治茶生産農家16代目が作る、高級抹茶の原材料である、香ばしい碾茶を使った緑茶。まるでお出汁のように旨みがたくさんあり、食前茶としてもおすすめです。

2:釜炒り緑茶 IRIKA炒香
鉄釜に新芽を入れて直火で炒り、釜で揉みながら乾燥させる釜炒り茶。熟練の技と手数をかけたからこそ完成する上質なうまみがあります。スッキリとした味わいで、胡桃豆腐や南瓜の煮付けなど甘みの強い和食との相性が最高でした。

3:玉露焙じ茶KAHO香焙
非常に珍しい玉露の焙じ茶。苦みや渋みはほとんどなく、焙煎の度合いが浅いため独特の甘くまろやかな香りを放ちます。どんな料理とも合いそうですが、コクのあるうまみの鴨ロースとバランスが良いように思いました。色々なお肉料理と合わせてみたい一杯です。

4:Fall in Love Grand
ロマンティックなネーミングが付いている青茶(烏龍茶)。フルーティで白ワインのような芳醇な香りが漂います。フレンチのコースなど華やかな席に合わせたい逸品。普段なら日本酒を合わせる棒寿司を、こちらのお茶といただくととてもリッチな気分になりました。お寿司との相性が良さそうです。

5:Royal Darjeeling Rajah Imperial
インド・ダージリン地方のマカイバリ茶園の中で最もグレードの高い紅茶。とにかく香りが華やかで、グラスを持った瞬間に歓声をあげてしまうほど。渋みが全くなく、今までの紅茶のイメージを覆されます。デザート代わりに食後茶としても。食事と合わせてもいいですが、個人的には、お茶のみでじっくり奥深い甘みを味わいたくなりました。

あえてペアリングにせずに、5種類を一緒に提供するのも佐藤さんのこだわり。「この料理にはこのお茶が合うなという風に、お客様は自分のペースで自分の趣向に合わせてお茶を味わうことができます」。

※写真の松コースでは、ロイヤルブルーティー 5種×70ml(Premium・Imperial(各1種)+Deluxe・Grand(3種))をお楽しみいただけます。5番のRoyal Darjeeling Rajah Imperial(Premium)は、取材用として提供いただいたもので、通常の茶宴では提供していません。

国籍や宗教を問わず誰もが参加できる食文化

深い味わいと豊かな香りのせいでしょうか。お水やジュースと違って、ロイヤルブルーティーは、まるでワインのごとくゆっくりと楽しむことができます。そしてこの“間”も、食事や会食では大切な要素だと佐藤さんは続けます。「ソフトドリンクだとうまく間が取れず、お酒を飲む人とペースが合わないと感じる方も多かったと思いますが、高級茶は十分な間を作ります」。

ロイヤルブルーティーをワイングラスに注いで味わう食卓は、国籍、人種、宗教、性別、年齢、嗜好などを問わず、誰もが参加できる食文化。また、お酒が飲める人も、ビジネスの昼の会食などに活用することができます。新しい社交体験として、試してみるのはいかがでしょうか。

PT MOMENT 応募要項

ワイングラスで極上の高級茶を愉しむ
ROYAL BLUE TEAの「茶宴」にご招待

「PT MAGAZINE」で紹介したコンテンツを、実際に体験していただくイベント企画「PT MOMENT」。vol.1 となる今回は、ROYAL BLUE TEAの「茶宴(ちゃえん)」にご招待します。お食事に合わせて一般財団法人ロイヤルブルーティー・茶宴・愉茶振興会の理事長がセレクトする「贅沢なお茶のひととき」をご堪能ください。

「PT MOMENT」vol.1
ワイングラスで愉しむ極上の高級茶
~ROYAL BLUE TEA「茶宴」に4組8名様をご招待~

日時:2022年7月30日(土) 12:00~14:30
内容:季節の3段お重とROYAL BLUE TEA5種
場所:ロイヤルブルーティー「THE T BAR」
(〒106-0032 東京都港区六本木7丁目18-15)

応募期間:2022年7月1日(金)〜7月7日(木)
※お申し込み状況により受付を終了させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

[対象カード]
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®︎・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®︎・カード
freeeセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®︎・カード
全弁協セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
CPAセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
へきしんセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード
へきしんセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
大和証券セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード

[お申し込み]

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Royal Blue Tea ROPPONGI BOUTIQUE

ロイヤル ブルー ティー 六本木ブティック/THE T BAR
〒106-0032 東京都港区六本木7-18-15 1F
Tel. 03-6804-5566
営業時間:11:00〜19:00 LO18:00)
定休日:日曜・月曜・年末年始、臨時休業有り
※「茶宴」は完全予約制
ご予約・問合せ:roppongi@royalbluetea.com
https://www.royalbluetea.com/boutique/roppongi/

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