ホリデーシーズンに英国最高峰の味を
ナイティンバーのスパークリングワイン
ホリデーシーズンに英国最高峰の味を
ナイティンバーのスパークリングワイン

英国産スパークリングワインのパイオニア、ナイティンバー。エリザベス女王の結婚記念式典や在位60周年式典などにも採用され、英国王室においてもその存在を揺るぎないものとしています。創設31年目を迎えた2022年は、メーカー最大となる1,600トンを収穫。全世界に向けて、およそ100万本以上の出荷を見込んでいます。ブランドのこだわりやペアリングのお勧めを、ブランドアンバサダーを務めるトーマス・ロッシュさんにうかがいました。

英国発スパークリングワインの先駆者

ナイティンバーは、スパークリングワイン専門のワインメーカー。シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3品種に特化した英国産スパークリングワインを、世界で初めて造ったことでも知られています。ワイン醸造に使用するのは、丹精込めて育てた 100%自社畑のブドウのみ。丁寧な作業の積み重ねにより生み出された多様なベースワインは、毎年春に最適な環境でブレンドされ、瓶内二次発酵という伝統的な製法で長い時間をかけて熟成されます。また、生産工程における透明性を担保すべく、ブドウ品種をブレンドした割合やボトリングの日付を開示しています。醸造責任者を務めるシェリー・スプリッグスさんは、2018年にIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)で、「スパークリングワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。これは、女性醸造家として初、かつシャンパーニュ地方以外の醸造家としても初という快挙です。

世界各国の上質なライフスタイルを望む人々が、ナインティンバーのスパークリングワインの美味しさに感動し、お祝いの席などで楽しんでいます。ブランドアンバサダーのトーマス・ロッシュさんも、その完成度の高さに驚きナインティンバーに惚れ込んだひとり。「ワインを学んでいたときの先生に紹介してもらって、その存在を知りました。最初に飲んだときに感動して、もっとこのブランドのワインについて知りたいと思いました」

ワイン作りに適した場所

トーマスさんはワイン本場のフランス生まれ。ブルゴーニュとトゥールーズにルーツをもち、パリ郊外で育ちます。「正直にお話すると、フランスワインのレベルに匹敵するものはなかなかないと思っていました。ナインティンバーはこの私の思い込みを、良い意味で裏切ってくれましたね(笑)」

日本でも、イギリスのワインにあまり馴染みがないという人は多いかもしれません。しかし、ナイティンバーの自社畑があるイングランド南部の土壌は、世界的銘醸地であるフランス・シャンパーニュと似た石灰質(チョーク土壌)。加えて、気候変動によりスパークリングワイン用のブドウの栽培に最適な地域となったそうです。「ブドウにゆっくりと段階的な熟成時間を与えることができるようになりました。とりわけナイティンバーの畑は標高の低い所に位置し、風の影響を受けにくい穏やかな環境下にあります。 ブドウは長くゆっくりと熟し、 深い味わいとなり、繊細な風味とクリスピーな酸味を表現できます」

6種のスパークリングワインの最高の味わい方

「何かのお祝いごとや家族が久しぶりに集う時など、輝かしい時間にスパークリングワインを楽しむ人が多いのではないでしょうか。私にとって、スパークリングワインとは幸せや愛の象徴ですね」と話すトーマスさん。日本で現在販売されているスパークリングワイン6本の魅力やペアリングのお勧めを、私的なエピソードと共に特別に教えてくださいました。

1:クラシック・キュヴェ・マルチヴィンテージ

飲んだ後の香りの立ち方が非常にエレガントで、調和の取れた味わいの一本。シャープさがあり口の中を優しくリセットするので、お寿司を食べるときのガリ代わりに私はよく楽しんでいます。家でいただく時は、シンプルにグリルしたお魚と合わせてみてください。グリルの香ばしさとお酒のさっぱり感が絶妙にマッチします。

2:ロゼ・マルチヴィンテージ

色で見分けるのはもちろん、飲んだだけでロゼだというのが分かるように、香り高いフレーバーに仕上げています。ペアリングの私のいちばんのお勧めは、ストロベリータルトなどのスイーツ。お菓子の甘酸っぱさとワインの酸味が非常に合い、両方の美味しさがより引き立ちます。赤ワインソースやアップルソースを使ったディッシュのお供にもぜひ。ピノ・ノワールが多く含まれているので、料理の香りがさらに芳醇になります。新鮮なフルーツにも合うので、イギリスではバスケットに入れて川辺でのピクニックに楽しむことも。日本では、富士山を臨むグランピングに持参しました。素晴らしい自然に囲まれながら飲んだ一杯は完璧でした!

3:ブラン・ド・ブラン2014

2014年に英国ハンプシャー州とウェストサセックス州の畑で収穫されたシャルドネを100%使用。非常に澄んだ味なのが特徴です。ペアリングでは、ぜひバターソースなどのシンプルなホタテのお料理をお試し頂きたい。ホタテの繊細な旨味を引き立ててくれます。また、イギリスに戻った時に、たまたまブッラターチーズとグレープフルーツと一緒に味わったらそれも素晴らしかったです。グレープフルーツを使った舌平目やカニなどのシーフード系のお料理とも非常に合うと思います。 2014年ヴィンテージのボトルからギフトボックスのデザインを一新。ナイティンバーの歴史が記されたプレミアムな佇まいは贈り物にぴったりです。

4:キュヴェ・シェリー・マルチヴィンテージ

食後のデザートに合わせる一本として開発された、ドゥミ・セックのスパークリングワイン。爽やかなレモンやはちみつのような甘さがあり全てのデザートによく合うので、ぜひアフタヌーンティーと共に楽しんでいただきたいです。また、スパイシーなディッシュの味も引き立てます。私は中華料理をいただくとき、よく一緒に味わいますね。

5:1086 プレスティージキュヴェ 2010

ナイティンバーの名称が正式なエステート(地所)として英国の土地台帳に刻まれた年である、1086が商品名のプレスティージタイプ。2010年に収穫したシャルドネとピノ・ノワール、ピノ・ムニエを使ったヴィンテージになります。味が複雑で深みがあって、非常にリッチ。口の中に芳醇な香りが広がり、これ一本だけでも満足いただけると思います。ペアリングをするなら、こってりと脂質のあるシーフードがおすすめ。キャビアと合わせると、この上なく贅沢な時間になりますよ!

6:1086 プレスティージキュヴェ・ロゼ 2010

同じくプレスティージタイプのロゼ。2010年のピノ・ノワールとシャルドネで濃厚な味わいのフルボディに仕上げています。醸造家シェリーが情熱を注ぎ込み、酸味、余韻、テクスチャーの調和が素晴らしいです。ボリュームがあるしっかりとしたスパークリングワインなので、ジビエとの相性が抜群。私は特に鹿肉と一緒にいただくのが大好きです。口の中で長く余韻を楽しむことができます。

年末年始の祝いのときを華やかに演出

ホームパーティでは、少し特別な飲み方でおもてなしをしたい。そんなときは、お洒落なワインカクテルにチャレンジしてみるのもお勧めだそうです。「クラシック・キュヴェ・マルチヴィンテージに角砂糖とグランマルニエ、コニャック、数滴のアンゴスチュラビターズ、そして最後にオレンジを少し絞ると、クリスマスにもぴったりな華やかなカクテルになりますよ!」。そしてもちろん、ホリディシーズンのギフトとしても喜ばれることでしょう。「甘いものが好きな人にはキュヴェ・シェリー・マルチヴィンテージなど、差し上げる相手の好みを考えながら選ぶのは楽しいですよね。もし迷ったときは、まず最初の一本として味の調和の取れたクラシック・キュヴェ・マルチヴィンテージが良いと思います」

「牡蠣や伊勢海老など、日本は素晴らしいシーフードが豊富。ナイティンバーのスパークリングワインとのペアリングでさらに旨味が高まると思うので、ぜひ一緒に味わっていただきたいです」と、トーマスさんは続けます。ブリティッシュ・ラグジュアリーの最高峰といえるスパークリングワインで、年末年始をより豊かに過ごしてみるのはいかがでしょうか。

Nyetimber(ナイティンバー)

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https://nyetimber.com/

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