豊かさと絆をもたらす屋外家具
Gate Japan
豊かさと絆をもたらす屋外家具
Gate Japan

機能性と耐久性に加え、豊かなデザイン性を備えたアウトドアファニチャーの専門店「THE SANCTUARY(ザ・サンクチュアリ)」。キャンプ用具とは一線を画し、海辺からテラスまで多彩な屋外環境に適した上質なアイテムが取りそろえられています。ディレクターの大越 裕一さんに、高級屋外家具を通じて、自然と調和した豊かなライフスタイルの楽しみ方をうかがいました。

“サンクチュアリな場所”を提供

「Living Under the Sun(太陽の下で暮らす)」をコンセプトに、世界中から屋外用の高級家具の輸入・販売を行っているGate Japan(ゲートジャパン)。別荘地やラグジュアリーホテルでも採用され、そのセレクトの独自性が注目を集めています。2023年5月には、東京・六本木ヒルズの「g KEYAKIZAKA(ジー ケヤキザカ)」内に、コンセプトショップ「THE SANCTUARY(ザ・サンクチュアリ)」をオープン。緑豊かな店舗では、上質ながら自然環境にも適したエクスクルーシブなアイテムを紹介しています。「私たちが目指す魅力的なアウトドアシーンには、洗練された静寂、美しく心地よい家具たち、ゆるやかな憩いの時間があります。仕事や雑念から解放され、自分の心が満たされる“サンクチュアリな場所”をお客様にご提供したいという想いを店名に込めました。世界中から商品を買い付ける際に大切にしているのは『高揚感』と『妥協のない追求』です」と、ディレクターの大越 裕一(おおこし ゆういち)さんは語ります。

上質な屋外家具に魅せられて

大越さんは大学卒業後に専門学校でインテリアを学び、高級オーダー家具の企業などで家具販売の経験を積みました。その後、Gate Japanの取締役に就任。家具事業をスタートし、海外ブランドの製品を輸入・販売しています。美しいファイヤーピットやヨットのセイルをアップサイクルした家具など、世界中から上質でユニークな屋外家具をセレクトしています。

「室内家具も雑貨も好きでしたが、特に魅了されたのは屋外家具でした。日本ではどんなにインテリアにこだわる富裕層でも、屋外家具となるとそのシーズンしか耐えらえないようなアイテムを使っている人が少なくなかったんです。そんな背景もあり、テラスやデッキでも室内同様にラグジュアリーで心地よい時間を提供したいという想いが生まれ、屋外家具を突き詰めるようになりましたね。私は栃木県の自然が豊かな環境で育ち、母方の実家に非常に美しい庭園がありました。幼少期から自然の美しさに囲まれていたのが、日常的に自然を楽しむことにつながる屋外家具に魅了されたひとつの理由かもしれません」

暮らすように海外を旅する

業界内でもその卓越したものを選ぶセンスが注目されている大越さん。どのようにすばらしいアイテムを見つけているのでしょうか?

「海外のウェブサイトをチェックしたり、マイナーな展示会に足を運んだりすることが多いです。私の趣味は、まだ見ぬ新たな家具を探すこと。世にあまり知られていないものを追いかけるのが大好きなんです。ブランドが完成される前からコンタクトを取り、数年にわたってその進化と成長を見守ることもあります」

さらに、家族とともに定期的に海外を暮らすように旅することで、インスピレーションを得ることも多いそうです。「年に3ヵ月は海外で過ごすようにしています。ホテルではなくアパートメントを借りて、3日や1週間ごとに移動します。様々な都市や住環境を体験することがとにかく楽しいんです。住むことのオタクみたいな感じでしょうか(笑)」

Photo by Ikunori Yamamoto

“テラス時間”を広めたい

ヨーロッパを中心に暮らすように旅をする中で、屋外で豊かに過ごす文化に感銘を受けたと大越さんは語ります。そして、特に日本に広めたいのは、「テラスで過ごす豊かな時間」。日本の住宅ではルーフバルコニーやテラスの人気は高まっており、その想いは家で過ごす時間や家族の在り方を改めて考えさせてくれます。

「朝みんなより少し早く起きて、ダイニングではなくテラスで一杯のコーヒーを楽しむ。ディナーの支度を終えたら、食事前にテラスでゆっくりワインを味わう。家にいながらも夕陽や月明かりといった自然の要素を感じることで、心にゆとりが生まれ、暮らしが驚くほど豊かになるんです。日本では残念ながら、せっかくテラスがあっても使われていないのが現状です。でも実は、家の中で一番開放的でリラックスできる新たなスペースだということをもっと伝えたいですね」

焚き火が紡ぐ心の絆

豊かなテラス時間を過ごすためにおすすめなのが、シグネチャーアイテムとも言える「AK47 (アーカー・クワランタセッテ)」のファイヤーピットです。優れた機能とデザイン性を併せ持つイタリア製のハイエンドな焚き火台で、世界中の豪邸や高級ホテルで採用されています。ステンレススチール、溶融亜鉛メッキといった耐久性に優れた素材をベースに、火を美しく演出するデザイン性にこだわり、薪を収納できる機能性も兼ね備えています。

「テラス時間を日本にもっと広めたいと考え、週末はテラスでファイヤーピットを囲むパーティを開催しています。火を囲むことでぎゅっと親密になり、心が解けあうのでしょう。人間関係がよくなったりとか、そこで出会った人たちが繋がって一緒にビジネスをすることになったということがありました。炎の揺らぎと薪が燃える音は人々の心をあたため、繋がりをもたらすのだと強く感じます。沈黙すら心が通い合えている感覚を教えてくれました。また、焚き火をすることでぐっすり眠れるようになったという声も非常に多いですね。もちろんキャンプファイヤーを囲むのもいいですが、私は日常においても、テラスでグラスを傾けながらゆっくりと火を楽しむことの魅力を広めていきたいと考えています」

コンセプトに共感した逸品

「FOXCAT(フォックスキャット)」のパラソルもGate Japanを代表するアイテム。本来「日よけ」としての役割であるパラソルを、LEDと組み合わせることで照明として生まれ変わらせた斬新な逸品です。

「スタンダードでありながらラグジュアリーを感じることができるデザインです。雰囲気に合わせて調光が出来る事もあり、軽井沢の別荘族の方など、庭で過ごす時間を大切にしたい方からも人気です。もちろん世界の高級ホテルやリゾートにも使用されています」

南アフリカ発の「STUDIO STIRLING(スタジオスターリン)」 の、ハンギングチェアは「THE SANCTUARY」を訪れた人から特に人気の高いアイテムのひとつです。職人技の美しい仕上がりが特徴。オブジェとしての存在感もすばらしいですが、座り心地も最高です。

「座ったときの気持ちよさ、浮遊感を追求した結果、よくあるスタンドに引っ掛けるのではなく天井から吊るすということにメーカーがものすごくこだわっているんです。そこに強く共感し、輸入販売することを決めました。多くの人に売れるものより、ブランドストーリーやプロダクトのもつ高揚感を大切にしています」

明治の館(日光)Photo by Daisuke Shima

みんなで豊かになる

「屋外空間をしつらえることで、日常の暮らしの豊かさが増し、人生も変わると思います」と、大越さん。「ブランド品の時計といった自分のステータスをあげるものを買うことでも、もちろん日々の暮らしが豊かになったりします。でも、上質な屋外家具を手に入れることは、自分だけでなくみんなの心が豊かになることに繋がるんです。経営者の方が、会社のチームビルディングのためにファイヤーピットや屋外家具を購入することもあります。確かに、チームの連帯感や絆が深まると思いますね」

暮らしに豊かさと絆をもたらしてくれるラグジュアリーな屋外家具。家族やパートナー、友人との社交の時間をより充実させるために、取り入れてみてはいかがでしょうか。

THE SANCTUARY

〒106-6126 東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズ ヒルサイドB1F  g keyakizaka内
Tel.03-6805-1567
営業時間 : 11:00~20:00(金・土・祝前日は21:00まで)

セゾン・アメリカン・エキスプレス®・カードが
ご利用いただけます。
https://thesanctuary.jp/

運営会社

Gate Japan Inc.
https://www.gatejapan.jp/

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