休息に没頭する旅
星のや沖縄編
休息に没頭する旅
星のや沖縄編

時代のニーズにあわせて自在にブランドを構築する星野リゾート。なかでも「夢中になるという休息」をコンセプトにしたブランドが「星のや」です。それぞれの土地の魅力を掘り下げ、非日常の時間を体験させてくれます。国内外に展開する星のやのなかでも特徴的な「星のや沖縄」と「星のや東京」で、二泊三日の “休息に没頭する癒やしの旅”をご紹介しましょう。

ゆっくりはじまる癒しの旅

沖縄県本島の中部に位置する読谷村(よみたんそん)。那覇空港から車で1時間ほどの距離にあり、「やちむん(沖縄の言葉で焼き物のこと)」や「花織(はなおり)」と呼ばれる伝統的な織物などの工芸が盛んな場所としても知られています。舞踊や民謡など、沖縄の文化を色濃く残し、サトウキビ畑で働く村民の姿に沖縄の原風景を感じます。西側にあたるため海岸線から臨む夕陽がひときわ美しく、泡盛のブランドでも有名な残波岬は絶景スポットとして多くの観光客が足を運びます。世界遺産の「座喜味城跡(ざきみじょうあと)」などを巡りながらのんびりと車を走らせていると、柔らかな潮風に誘われるように時間がゆっくり流れはじめます。

グスクのなかに広がる楽園

「星のや沖縄」に到着すると、高さ4.5mの巨大な「グスクウォール(城壁)」に圧倒されます。琉球王朝時代に発展した沖縄特有の石垣で囲まれた城砦をモチーフにしたもので、全長1km以上もあるリゾート全体を守る城壁のような存在。その向こうにはどこまでも見渡せる手つかずの海岸線が続き、ヴィラのような客室棟とパブリックエリアがゆったりとレイアウトされています。フロントを兼ねた「集いの館」から海に向かって広がるインフィニティプールは加温式のため季節を問わず24時間楽しむことができ、リゾート気分を盛り上げます。沖縄でも珍しい遠浅の自然海岸線は淡く美しい色合いで、天候や時間によって変わる景色はずっと眺めていても飽きません。「諸説あるのですが、グスクは聖域でもあり、村のようなコミュニティでもあったようです。美しい海と城壁に守られた現代のグスクは、全てを忘れてゆっくり過ごすのに最適な場所ではないでしょうか」と、支配人の秋元 健(あきもと けん)さんが説明してくれました。

自然と海とともに暮らす

“海を眺めて暮らす”というコンセプト通り、全部で100室あるゲストルームは全てがオーシャンフロント。いずれも簡単な調理ができる土間ダイニングが特徴で、シェフが下ごしらえした料理を好きなタイミングで仕上げて食べる「ギャザリングサービス」が利用できます。客室は滞在のスタイルにあわせて4つのタイプから選ぶことができ、ゆとりのある空間は長期滞在でも快適に過ごせそうです。ベッドルームの壁紙に施された沖縄伝統の「琉球紅型(びんがた)」がユニークで、よく見るとこの土地の植物や民話が描かれていることに気付きます。波の音に耳を澄ませながら、眠る前にゆっくりと一日を振り返る。そんな暮らすように滞在するのにふさわしい空間です。

静と動のアクティビティ

伝統的な赤瓦が美しい「道場」ではさまざまなアクティビティが用意されています。まず、到着した際に振る舞われるのが「ぶくぶく茶」。この地方で古くから親しまれたお茶で、旅人の疲れを癒やし、旅の安全を祈願してもてなしました。お米を煎って煮詰めた「煎り米湯」とさんぴん茶を「テリハボク」という木の器でぶくぶくと泡立てた一服のお茶はほのかに甘く、なんとも優しい味わいがじんわり身体に染み渡ります。地域の魅力を掘り下げ、アクティビティプログラムを開発する松原 未來(まつばら みく)さんにお話を伺いました。

「道場では他にも、琉球空手や琉球舞踊を学ぶプログラム、朝と夜のストレッチのプログラムなど、さまざまなアクティビティをご用意しています。読谷村は沖縄文化の集積地といえるほどたくさんの伝統文化が詰まっています。その魅力をわかりやすくひもとき、ゲストの皆様へご体験いただくアクティビティを増やしていきたいですね。
以前、10日間も滞在されたお客様がおられ、すっかりお顔馴染みになり、本当に同じ村で暮らす住民のような気分になりました(笑)。移住してきた私も働きながら感じますが、心地よい風の吹く自然のなかでゆっくり過ごす時間は本当に贅沢だと思います。早朝、目の前の浜辺を馬に乗って散歩する“朝凪よんなー乗馬”は、お客様に人気を頂いているプログラムです」

自然の移ろいをあじわう

星のや沖縄の過ごし方は常に自然と共にあります。施設に併設されている「星野リゾート バンタカフェ」も沖縄らしい自然を堪能できる場所のひとつ。周辺のリゾート利用者や観光客のみならず、地元の若者にも人気のスポットです。沖縄の方言で魚の影を見つけるためにのぼる崖を「イユミーバンタ」と呼び、まさにその場所に建つことから名付けられました。南国らしいワイルドな植物たちは新たに植えられたものではなく、もともとこの場所に自生していたもの。自生する植物を活かして散策路をつくることで、圧倒的な自然の景観を造り上げました。夕陽が目の前にゆっくりと落ちる時間は最高のショータイム。サンセットで1日のフィナーレを迎えて欲しいと、カフェが閉まるのはその日の日没から1時間後となっています。雄大な自然のリズムを全身で感じる瞬間は、現代人にとって究極の癒やしです。

沖縄の新しい魅力

メインダイニングを飾るのは、総料理長の政井 茂(まさい しげる)さんによる「琉球シチリアーナ」。シェフ自らが漁港の競りに出掛けて手に入れてくる近海の魚や沖縄特有の食材に、シチリア料理の技法を組み合わせた新しい料理です。

「多様な文化的影響と積層された歴史、美しい海と温暖な気候など、沖縄とシチリアには共通する点がとても多いです。新鮮な野菜や魚介をシンプルに味付け、柑橘系の香りやスパイスをサッと効かせる。この土地で親しまれている食材に新たな魅力を加える試みとして、琉球シチリアーナというコース料理を組み立てました。ご朝食の「琉球朝食」では、伝統的な沖縄料理をお楽しみ頂けます。また、星のや沖縄では多彩な過ごし方にあわせて、好きな時間にお部屋でお食事ができる「ギャザリングサービス」もご用意しています。気分やシチュエーションに合わせて料理をお選びいただき、リゾートでの時間を満喫して頂ければ大変嬉しいです。敷地の畑では野菜やハーブを育てており、キッチンスタジオもございますので、収穫した野菜やハーブでお茶や食事を楽しむなど、今後は料理とご滞在をつなぐご提案も考えています」

沖縄の自然の力で養う

この場所の素晴らしさを実感するのは、来たときよりも帰るときかもしれません。朝、深呼吸でゆっくりと身体を目覚めさせ、しっかりと朝食をいただく。プールでのんびりしたり、心地よい三線を聞きながらウトウトしたり。ディナーにはその土地の新鮮な食材を頂きながら、楽しかった一日を振り返る。ほどよい疲れを感じながらぐっすり眠ると、翌日には不思議と身体が軽くなっているのを感じます。

独自のウェルネスプログラム「琉球養生」では、ストレス状態が慢性化されている現代の皆様に心身ともにリフレッシュしていただくことを目指しています。「これは三泊四日の滞在プログラムで、沖縄発祥の空手の体験や東洋医学の薬膳の考えを取り入れた食事など、緊張と弛緩の波を繰り返すことで心身のバランスを整え、自然の力を活かして英気を養う内容です」と、支配人の秋元さんは話します。どこまでも澄んだ海と温暖な気候のなか、心と身体をゆっくりと解放する。日常を忘れ、休息に没頭するには最高の環境です。

星のや沖縄 プラチナ会員様限定 特別ご優待プラン

[ご優待内容]
2連泊のご予約で通常料金から25%OFF(ダイニング朝食付き)
「星野リゾート バンタカフェ」でご利用いただける2,000円分のお食事券プレゼント

ご予約期間:2022年5月27日(金)~2023年4月25日(火)
ご利用期間:2022年5月30日(月)~2023年4月28日(金)
※ご予約はご宿泊の3日前までにお願いいたします。

◆1名様料金(優待適用後)
57,716円~
※1室2名様ご利用での2泊料金
※サービス料・消費税込み
※料金に含まれるもの:宿泊代、ダイニング朝食、バンタカフェ2,000円分お食事券

◆客室タイプ
フゥシ(約95㎡)
ハル(約90㎡)
ティン(約65㎡)

◆ご利用方法
下記専用サイトからご予約。
※ご予約後の変更・取消も専用サイトからお手続きください。

専用サイトへはこちらから

[注意事項]
※こちらの優待プランには、本文でご紹介している「琉球養生」は適用されません。
※対象除外日:8/6~14、12/30~2023/1/2
※チェックIN/OUT:15:00/12:00
※駐車場:有(宿泊者無料)
※送迎:ハイヤー送迎サービス有(有料)
※空室状況によりご予約を承れない場合がございます。
※バンタカフェお食事券特典は大人人数分となります。
※ご夕食は付いておりません。メインダイニング、客室のでギャザリングサービス、バンタカフェなど多彩なバリエーションがございます。
※全室禁煙となります。
※簡易清掃(タオル交換とゴミ回収のみ)となります。
※お電話でのお申込み・ご変更・お取消しは承りかねます。
※12歳未満のお子様の添寝はお部屋の定員数を上限に承ります。添い寝のお申し込みの際は、お子様を「3歳以下」としてご予約ください。

星のや沖縄

〒904-0327 沖縄県中頭郡読谷村儀間474
Tel. 0570-073-066(9:30〜18:00)

セゾン・アメリカン・エキスプレス®・カードがご利用いただけます。

https://hoshinoya.com/okinawa/

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