"本来の足”を取り戻せる裸足に近い靴
VIVOBAREFOOT
ビボベアフット
"本来の足”を取り戻せる裸足に近い靴
VIVOBAREFOOT
ビボベアフット

人生100年時代において、「いつまでも自分の足で歩けること」は私たちが真剣に向き合いたいテーマです。その実現のために、今日から靴を見直してみるのはいかがでしょうか。「VIVOBAREFOOT」(ビボベアフット)は、従来の靴に備わっているクッションやアーチサポートなどの補正機能を一切使わない、ミニマルシューズブランド。裸足に近い感覚を提供し、私たちが日常生活で自然に育むはずの足の筋力や柔軟性を取り戻してくれます。直営店「VIVOBAREFOOT TOKYO」へお邪魔して、商品の特徴や得られる効果などをうかがいました。

裸足で歩いているかのような靴

何百万年も前に類人猿が二足歩行を始めて以来、賢く進化を遂げてきた人間の足。「足はすでに完璧」なはずなのに、クッション材付きの窮屈なスニーカーやファッションシューズで足を窮屈にさせていないだろうか? このような警鐘を鳴らすべく生まれたのが、英国発のシューズブランド「VIVOBAREFOOT」(ビボベアフット)です。2023年9月には、東京・外苑前に直営店「VIVOBAREFOOT TOKYO」をオープン。「VIVOHEALTHワークショップ」を開催するなど、シューズの販売に留まらず、足の健康に関する発信も積極的に行っています。ビボベアフットのシューズは、「BAREFOOT(裸足)」という名のとおり、まるで裸足で歩いているかのような感覚が特徴。アウトソールは4mm、インソールは2〜3mmと非常に薄く、土踏まず部分はフラットになっていて、足裏から地面を感じられます。また、足指が自由に動かせる幅広な扇型のデザインで柔軟に屈曲し、足の自然な動きを妨げません。

ミニマムデザインで自然とつながる

「私たちのシューズのコンセプトは“足元から自然とつながる”なんです」と話すのは、ビボベアフット トーキョー店長の濱田大樹(はまだ ひろき)さん。濱田さんは大の登山好きで、世界中から厳選したミニマムな山道具を販売するウルトラライトギアショップ「ムーンライトギア」に足繁く通ううちに、縁があって現職に至ったそうです。

「荷物を極限まで軽くして登山を楽しもうという文化の背景には、もちろん実用性を求める面もありますが、何より自然との隔たりを減らしたいという想いがあるんです。“サポートを最小限に抑えたミニマムなシューズで自然を感じよう”というビボベアフットのコンセプトは、ムーンライトギアに一致していると思いました。実際、ビボベアフットの靴なら、踏んだ土の柔らかさや、秋でしたら落ち葉のパリパリという音を足の裏から感じられます。本当に五感で自然を感じることができるんです」

現代人の足の機能を復活させる

濱田さんは理学療法士として働いていた経験もあり、シューズが体の健康にどのような影響を与えるのか深く理解しています。現代の日本人の足の悩みはどんなことが多いのでしょうか? 「まず、ヒールが高い靴や自分の足に合わない靴を履くことで、外反母趾になっている人が多いですね。さらに、先が細い靴を履くことで足の指が圧迫され続けてしまい、小指の爪が生えなくなったという人も少なくありません」と、濱田さんは解説します。自分に合わない靴を履いて健康を損なわれてしまった足は、靴を見直すことによって元に戻るのか気になります。実際には症状の深刻さにもよりますが、靴を見直すことで足が変わってきたという声は非常に多いとのこと。ビボベアフットの靴を履き始めて1ヵ月ほどで、足の裏がツルツルになったという人もいたそうです。

「足のアーチの筋肉が鍛えられて足にかかる荷重を分散できるようになり、足裏が柔らかくなったのだと考えられます。本来、人間の足は荷重を分散できる機能を持っているのに、現代のような靴が生まれたことにより、その機能が退化しています。ビボベアフットの靴は、そのマイナスになったものをゼロに戻す力があります。外反母趾が少し真っ直ぐになった、小指の爪が生えてきた、と喜んでいただくこともありました」

スーツにも合うモダンなデザイン

ビボベアフットで特に人気の高いものやおすすめを教えていただきました。まずは、クラシックなオックスフォードスタイルシューズの「RA III」。カジュアルシーンに加えてビジネスシーンにも使えるのが人気の理由だとか。ソールからボディまで黒一色のオールレザーなので、フォーマルなスーツにも合います。人気商品と言うこともあり、黒に加えて毎年シーズンカラーも発売されています。
オフのスタイルにおすすめなのは、「ジオコート III」。ポルトガル製のプレミアムなクロムフリーレザーを使った、ミニマルなクラシックシューズです。3色展開で、特に女性からは白が人気。
さらに、秋冬では「ジオチェルシー」も人気です。クラシックな女性用チェルシーブーツを、ベアフットスタイルで履けるようにアレンジした万能ブーツで、冬でも足裏から大地を感じられます。特許を取得した耐穿刺層「Pro5」を使用した素材は、わずか0.8mmの厚さ。軽量で柔軟なレイヤーをソールに施し、地面からの突き返しによる痛みを防ぎつつ足裏の感覚を逃がしません。

自然と足のアーチや指先を意識

「こちらが最もビボベアフットらしいシューズです」と、濱田さんが差し出したのは「プライマスライト III」。履いて歩いてみると、まず、地面が近いという感覚に驚きます。ビボベアフットの靴は、つま先に1〜1.7cmほどのスペースを開けて履くのが鉄則。足指が靴に干渉されず、裸足のときと同じように自由に動かせることが重要だからです。店内の床には履き心地を試せるように、石や木、苔などが敷き詰められています。そこを歩いてみると、なぜ今まで歩くときに足裏は何も感じていなかったのだろうと不思議に思えるほど! また、歩き続けると、左右の足の違いに気づき、自分の足の筋肉や動かし方に敏感になっていました。「歩く時は足裏全体を使った方がいい」と頭で理解していても、実際に実行するのは難しいもの。しかし、ビボベアフットの靴を履けば、自然と足のアーチや指先を意識し、足全体で歩くということを体に覚えさせることができます。そして、「歩くのは楽しい」ということを実感することができます。フィッティングで、足指を鍛えるTOE-GA(トーガ)というエクササイズを教えてもらえるのもショップに訪れるメリット。つま先(toe)とヨガ(yoga)を掛け合わせた造語で、足裏の筋力や柔軟性の弱体化と共に、退化してしまった足指の動きと固まってしまった関節の可動域を広げるエクササイズです。ベアフットで歩くために欠かせない足の機能を早く取り戻すために有効だそうです。

いつまでも歩ける自分でいるために

ビボベアフットのようなミニマルシューズを履いて半年生活した人の足裏の筋力が、それ以前と比べて約60%向上したという研究結果もあるそうです。日常生活の立つ、歩く、しゃがむといった行動で、足の筋力が自然と鍛えられるのはとても大切なことです。

「リハビリの仕事をしていたときにつくづく感じていたのですが、人間は歩けなくなると急激に弱ってしまいます。行動範囲が一気に狭まり、体に加えて心の健康を損なってしまう例も多くありました。何歳になっても心も体も健康であるために、足を鍛えることは非常に大切です。ビボベアフットの靴は、筋トレのように努力しなくても、ごく自然に足の筋肉を鍛えることができるのがすばらしい点だと思っています」

私たちのあらゆる身体機能や運動機能は、使い続ければ成長し、逆に使わなければ退化します。腹筋やお尻の筋肉を鍛えることに熱心な人も、足裏の筋肉は見落としがちなのではないでしょうか。日常生活の中で自然に足を鍛えられるビボベアフットで、現在、そして未来の自分の健康対策を始めてみませんか。

VIVOBAREFOOT

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3丁目7-2 h+神宮前 1F
Tel. 03-6447-0436
定休日:月・火曜日
営業時間:水〜土曜日(12:00〜19:00)、日曜日(12:00〜18:00)

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https://vivobarefoot.co.jp

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