スタイルを提案するサロン
LECTEUR 神戸
スタイルを提案するサロン
LECTEUR 神戸

多くのビジネスミーティングがオンラインに移行し、顔を合わせての打ち合わせは貴重な機会となってしまいました。その結果、スーツやネクタイの出番は減り、ビジネスシーンでの装いはカジュアル化の一途を辿っています。一方で、こんな時代だからこそファッションを楽しみたいという人も増えているようで、以前紹介した完全予約制のオーダーサロン「LECTEUR(レクトゥール)」も活況を呈しているようです。さらに多くの人にオーダーメードの醍醐味を届けるため、2021年4月に神戸にもサロンをオープン。マネージャーの山本さんとスタッフのみなさんにお話を伺いました。

神戸は日本近代洋服発祥の地

開港とともに外国人居留地が置かれ、欧米文化の玄関口となった神戸。港町にはハイソサエティが集い、当時はまだ新しい文化だったスーツやタキシードを「神戸洋服」と呼んでいました。イギリス人によって最初の洋服店がひらかれ、そこで修行した日本人初のテーラー柴田 音吉(しばた おときち)によって日本における近代洋服の歴史が始まったと言われています。イギリス・ロンドンにあるオーダースーツの聖地「サビルロウ」は、そのまま「背広(せびろ)」の語源となり、時の要人によって発展していきます。「LECTEUR神戸」のサロンは、そんなオーダーメイドスーツの文化が生まれた街に相応しい場所といえそうです。

そこは映画の舞台

サロンの場所は、神戸の元町駅から徒歩で8分ほどの栄町にある「海岸ビルヂング」。総合商社「兼松株式会社」の前身、兼松商店の本店として1911年に建設された建物で、壮麗な外観と天井のステンドグラスが印象的です。木村 拓哉主演の映画「HERO」などの撮影に使われたと言うのもうなずけます。周辺はセレクトショップや古着屋、インテリアショップなども多く、散策するのが楽しいエリアです。「関西方面の拠点として、オーダーだけでなくイベントやワークショップなども開催していく予定です」と、マネージャーの山本 祐樹(やまもと ゆうき)さん。細かなディティールなども美しく、胸が躍るフォトジェニックな空間は一見の価値があります。

“読み手”としてスタイルを提案

フランス語で「読み手」を意味するLECTEURは、パートナーと呼ばれるスタッフが顧客の要望から、何を望んでいるのか読み解きます。その舞台となるのがサロン。取材時も生地の見本を片手にさまざまなアイデアが飛び交い、服に対する情熱を感じさせます。例えば「雨の日でも気軽に着られる服」というオーダーひとつをとってみても、さまざまな理由が見え隠れするようです。濡れない、蒸れないなどの機能性を求めているのか、それとも色合いや印象などのデザイン性を求めているのか。つまり「顧客はただ新しい洋服が欲しいわけではなく、その先には“なりたい自分”や“与えたい印象”がある」と、LECTEURでは考えます。コミュニケーションを重ねることで浮き彫りになる姿こそ、「Made to Measure(メイド トゥー メジャー)」の醍醐味といえそうです。それぞれの得意なスタイルについて伺いました。

「何気ないシーンを素敵にしたい」松本 周平さん

それぞれのスタイルを持ちながらも独自の世界観をつくり出しているLECTEURに憧れ、2021年からパートナーになった松本さん。

「もともと大手スーツメーカーに在籍していたので、オーソドックスなスーツスタイルは熟知しています。そのうえで、何気ないシーンでセンスや気遣いが感じられるファッションを提案するのが得意です。まずはどんな印象を与えたいか、そこから一緒にイメージを作っていきます。Vゾーンの工夫で印象を変えたり、ジャケットだけでも使えるスーツスタイルなど、アイテムを増やすだけでなくアレンジしながらファッションを楽しんで頂けたら嬉しいですね」

「ジャケットスタイルをもっと楽しく」池西 俊也さん

大手セレクトショップで長年勤めていた池西さん。ファッション業界の構造的な課題を感じていたところ、新しい可能性を求めて参画しました。

「やっぱりジャケットをかっこよく着こなして頂きたいです。小物の使い方やちょっとしたサイズの工夫で印象が変わるので、色々な組み合わせをご提案しています。先日、サロンのお客さまとゴルフをご一緒したのですが、皆さん仕立てたアイテムを上手にアレンジされていました。プレーだけでなく、装いも楽しまれているところにオトナの余裕を感じました。プライベートな時間もご一緒することで、どのようなスタイルを求めているのか明確になります。そうした情報によって次回の提案イメージも膨らみますね」

「堅い職種でも遊び心を」井上 純一さん

アパレル業界から大手ハウスメーカーに転職した井上さん。しかし、ファッションへの想いが断ち切れず、2022年からパートナーとして参加します。

「大手セレクトショップの岡山店で勤務していたのですが、家族が増えたこともありハウスメーカーに転職しました。安定した暮らしは手に入れたのですが、やっぱり服が好きだという気持ちがずっと消えなかったんです。山本からの誘いと妻の理解もあり、LECTEURで新しいスタートを切ることができました。前職での経験を活かして、大企業や堅い職種のお客さまにもお洒落を楽しんで頂ければ本望ですね。スーツはある意味ビジネスシーンにおける戦闘服だと思うので、自信を持って仕事に向き合えるようなスタイルを提案していきたいと思います」

ファッションは、想いを表現するもの

サロンとはそもそも同好の士が集う場所。山本さんに、オープンの経緯を伺うと「TPOに相応しい装いは、相手への心遣いでもあります。いま、わたしたちが求められているのは、久しぶりに人と集える喜びをファッションで表現することではないでしょうか。こんな時だからこそ、サロンが必要なんだと思います」と、その想いを語ってくれました。手軽で楽なことも素晴らしいですが、あえて身だしなみに時間を遣うのも背筋が伸びて心地よいもの。近代ファッション誕生の地に集う次代の“読み手”たちが、これからどんなスタイルを提案していくのか楽しみです。

ご優待

以下のご予約方法にてオーダースーツをご注文いただいた方に、オーダーシャツ、またはネクタイをコーディネートし、プレゼントいたします。
指定のご予約方法以外でご予約をいただいた場合は、優待サービスの対象外となります。

[ご予約方法]

1.http://www.lecteur-style.com/form/にアクセス

2.希望サロン(東京または神戸)にチェックを入れてください

3.「ご質問など」のフォームに「PT優待希望」とご記入ください

4.オーダースーツ代金を対象カードでお支払いください


[ご優待対象期間]
2022年12月31日(土)まで

※ご優待は、お一人様1回限りとなります。
※ご予約の日程についてはレクトゥールの担当者と調整していただきます。
※ご予約の日程調整にお日にちをいただく場合がございますので、ご了承ください。
※ご優待ご利用は本会員様のみとさせていただきます。

[対象カード]
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®︎・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®︎・カード
MileagePlusセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®︎・カード
freeeセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®︎・カード
全弁協セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
CPAセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
へきしんセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード
へきしんセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
大和証券セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード
みずほセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレスR®・カード

LECTEUR 神戸サロン

〒650-0024 兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-5 海岸ビルヂング307-2
ご来店の際はご予約が必要です。
ご予約はこちら

セゾン・アメリカン・エキスプレス®・カードがご利用いただけます。
http://www.lecteur-style.com

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