ウェルネスライフをサポートする TylöHeloのホームスチームサウナショールームで「サウナのある暮らし」を体験

ブームを超えて、ウェルネスライフを実現するための有効的なツールとして注目されているサウナ。株式会社AVANTOは外苑前にショールームを構え、サウナのある豊かな水廻り空間を提案しています。北欧最高級サウナブランド「TylöHelo（ティーロヒーロ）」のスチームサウナを中心に、自宅にサウナを設置するためのHow toが詰まった体験型ショールームを訪ねました。

サウナのある暮らしを叶える

人生100年時代が到来し、いかに効率的に健康的な暮らしを維持するかは現代人の新しい課題。その一つの選択肢として注目されているのがサウナです。日本では北欧スタイルやロシアスタイルに加え、独自に発展を遂げるカルチャーになりつつあります。しかし、北欧では友人とおしゃべりをしたり、一人でぼーっとする日常的なリラックスタイム。子どもから大人まで誰もが利用する、わたしたちにとってのバスタイムのような存在でしょうか。北欧におけるサウナのように、もっと手軽にサウナを生活に取り入れることが出来たら……。そんな「サウナのある暮らし」を叶えてくれるのがTylöHelo(ティーロヒーロ）のホームスチームサウナです。

北欧最高級サウナメーカーTylöHelo

TylöHeloは、スウェーデンのハルムスタッドに本社を置くサウナメーカー。トラディッショナルなドライサウナやスチームサウナを中心に、スタイリッシュなデザインのサウナを展開しています。品質の良さと高いデザイン性が評判で、日本ではアマン東京スパ、ホテル椿山荘東京スパといったラグジュアリーな施設でも採用されています。そんな北欧最高級ブランドとして知られるTylöHeloでは家庭用のスチーム発生器も展開しており、自宅で楽しめるサウナとして世界中で愛用されています。

コンパクトかつ効率的で、高品質

「STEAM HOME」は、最高水準の品質と性能を備えたスチーム発生器。スイッチひとつで足元の吹出し口から霧状の蒸気を噴出し、いつもの浴室を高品質なスチームサウナに変身させます。標準サイズで幅48cm、奥行15.9cm、高さ35cmと非常にコンパクト。機械のタンクへのカルキ付着を防ぐ自動洗浄機能も備え、日常のメンテナンスがほぼ要らないのも嬉しいポイントです。専用のコントロールパネルとアプリで温度設定やタイマー予約が可能で、快適な使用感も人気の理由のようです。

提案から施行までワンストップで

「ご家庭への導入には主に２つのパターンがあって、浴室に発生器を取り付けるパターンと、既存の浴室スペースを利用して新たにスチームルームを作るパターンです」と話すのは、TylöHeloの正規販売代理店、株式会社AVANTO代表取締役の金子仁美（かねこひとみ）さん。２級建築士の資格を持ち、導入プランの提案、商品のセレクト、施工までをワンストップで行います。電気や給排水の状況によるものの大掛かりな工事になるケースは少なく、3〜5日程度で設置が可能と意外にも導入のハードルは低いようです。「バスタブ入浴とは比べ物にならないくらいに効率的に身体が温まり、リラクゼーションなどの体感を得ることができます。また、バスタブに湯を張るには約200リットルの水を使用しますが、STEAM HOMEなら1時間の使用で約３リットルと、環境面や経済的にもメリットがあると思います」。

2020年にママ友同士で起業

「しかも掃除が楽で、衛生的」と続ける金子さんは、お子さんを持つ主婦でもあります。取締役の竹下あすかさんとはもともと幼稚園のママ友というから驚きです。当時のそれぞれの仕事でサウナに着目していたところに意気投合し、「夜な夜な二人であらゆるサウナに足を運びました。子供を寝かしつけてから夜10時に集合ね！なんてことも（笑）」と竹下さん。STEAM HOMEと出合い、その素晴らしさを確信した二人は、2020年に株式会社AVANTOを立ち上げます。AVANTOはフィンランド語で、「真冬にサウナで温まった後、湖に張った氷の穴にダイブしてクールダウンすること」を意味しています。「将来的にはバスタブのない暮らしをご提案していきたいと思っています。今までに体験したことのないサウナ体験を届けていくという挑戦と、この年齢での起業ということで、“挑戦＝ダイブ”という意味をこめました」。

体験できるショールーム

都内から本場の北欧までさまざまなサウナに足を運んだ結果、ドライサウナ以上にスチームサウナが好きだと気がついたという金子さんと竹下さん。「身体を温めたら、そのまま髪や身体を洗って朝の支度が完了。忙しい人にとって非常に効率的ですし、身体への負担や乾燥の心配もありません」と声をそろえます。一方でスチームサウナには、ぬるそう、カビ臭そうなど誤解も多いと感じたといいます。そこで「どんなに言葉を紡いでも体験に勝るものはない」とショールームを作りました。神宮前二丁目の交差点、ロンハーマンの斜め向かいにあるショールームでは、完全予約制、完全貸切りでSTEAM HOMEを体験することができます。タオルやアメニティ類も用意されており、当日は手ぶらで来店するだけ。サウナの中で使うヘアケアやボディケア用品を選ぶことができるのも楽しい仕掛けです。「せっかくの体験型ショールームですので、この空間でできることすべてを体験していただき、複合的にサウナの素晴らしさをご提案できればと思っています」。

気分をリセットする装置

ショールームが完成してからはやはり手応えを感じているといいます。「以前ドライサウナ好きの“サウナー”の方がいらしたことがあって。半信半疑でスチームルームに入り、体験後に扉を出るなり『すみませんでした！』と言われたこともありました（笑）」。別の日には、明日にも設置したいとすぐに図面を送ってきた方もいたそうです。

実際に体験させてもらうと、ものの数分で身体が温まってきて身体の緊張がほぐれます。外に出ると肌に触れる服の感触や空気の質感まで変わったように感じ、心までも解放されていくような感覚がありました。「導入される方にお話を聞くと、サウナを『気分をリセットする装置』と捉えている方が多いですね」と金子さん。自宅と職場の境界線が曖昧になりがちな昨今、サウナのある暮らしは、ウェルネスライフを実現する選択肢として期待ができそうです。とにかく体験に勝るものはなし、気になったらまずはショールームへ。